第7回研究発表大会参加者アンケート(2)

「第7回日本俳句教育研究会・研究発表大会」の際にお寄せ頂きましたアンケートの回答を掲載いたします。2回目は「教員研修」についてです。

教員研修

参加者:
俳句を国語の中に閉じ込めておくのはもったいない!や、俳句は感動…!?というお話はなるほどと思いました。俳句はコミュニケーションのツールという意見に同感です。読み解くためには、何が必要なのか私自身も考えてしまいました。資料も他の実践等もあり、とても学びが深くなりました。

参加者:
夏井先生の歯切れの良いご指導は分かりやすく、また愛媛県の先生方の実践報告も納得のいくもので、今後の俳句指導に生かしていきたいと思います。特に、五・七・五にこだわらずというご指導から、もっと子どもの言葉を大切にしたいという思いがわきました。

参加者:
参加してよかったと心から思いました。俳句への愛、作り方、進め方をテンポ良く話されるので、時間が過ぎるのをもったいなく思いながらひきこまれた。県内に着実に俳句作りを進められている先生方の事例に刺激を受け、私もまたこれから子どもたちと俳句作りをしたいと思った。俳句はむずかしい-苦手-と思わずチャレンジしたい。

参加者:
俳句を作る、句会を授業で…、となるとどうしても身構えてしまうが、本日のお話を聞かせていただいてもっと気楽に、そしてコミュニケーションを図る言語活動としての在り方を考えることができました。

参加者:
最初は理解者も少なく、批判も多かった中で、粘り強く情熱を失わずに活動を続けられた夏井先生は素晴らしいと思いました。

参加者:
俳句教育の有用性を改めて感じました。

参加者:
自分が俳句を作るのと、児童に作らせるのとが違うので、教員となった今、俳句が苦手になりつつありました。が、今日夏井先生のお話を聞いて、ヒントを得たので、明日からまた頑張ります。

参加者:
とても参考になりました。学校で実践することと共に、先生方にも伝えたいです。私も「感動」を言い過ぎていたので、アレルギーにならないようにしたいです。

参加者:
夏井先生のお話を聞く度に「よし、俳句の取りくみ、やってみよう」と思います。がしばらくすると自信がなくなり、結局何もせず…。そしてまたお話を聞いて「次こそ」と思います。次こそ何か実践していきます。

参加者:
俳句について分からなかったが、気を張らず作ることができるんだということが分かり、気も楽になった。とにかく、面白く話が聞けて良かった。

参加者:
今年度初めて句会ライブに参加させて頂ける機会があり、12音からの俳句づくりに初めて触れました。その後、学校で学級で俳句作りに取り組んではいるのですが、なかなかつぶやきを拾い上げることができず悩んでいました。先生のお話を聞いて、国語だけでなくいろいろな場面でできることを実感し、また道が少し見えてきたように思います。ぜひ取り組んで行きたいと思いました。

参加者:
感動体験に出会った時にそれを書ける子どもを育てることが大切。だから取り合わせで表現力を身につけさせるという発想に「なる程」と思いました。その上で、夏井先生の資料1~8の俳句指導の引き出しのおもしろさや豊かさは、大変参考になりました。12音の俳句のたね探しと合わせて、様々な俳句指導を自分の教室や学校でも取り組んでいきたいと思います。

参加者:
すぐに実践できるアドバイスがたくさんあり、大変参考になりました。これからも子どもたちと種集めを楽しみたいと思いました。こういう教師のための研修会があるといいのですが……。

参加者:
俳句づくりのヒントをたくさん教えて頂き、大変勉強になりました。「それ俳句の種になりそうだね」をぜひ活用していきたいです。

参加者:
先生方の実践は中学校でも取り入れたい。日々生徒の言葉をひろって種を育てる手助けをしたい。

参加者:
他校での取組や俳句指導の留意点などが聞けて大変勉強になりました。俳句の種を言葉にし、書き留めておくということが大事なのだと分かりました。私などは、夏休みの課題として突然生徒に取り合わせを教えて、休み明けに鑑賞会をするぐらいのことしかしていなかったので、これからは、俳句の種集めに力を入れていきたいと思いました。

参加者:
12音、俳句の種、実践したいです。

参加者:
最初の参加が最後の研究発表大会とは…。なかなか日程が合わず今回が初参加となりました。私は自分の俳句の種をようやく取り出し植えたところです。芽を出すために、今は別の種から出かけた芽を育ててます。これが育つと、俳句の種から出たつるが巻き付くのによい支柱となるのでは…。今は、小4の教科書3社分をにらめっこしつつ、文法の種を、植物や海や釣りで俳句の種(季語実物発見)を、今年はやっていこうと思っています。

参加者:
俳句づくり、俳句教育の魅力をたっぷりと感じさせて頂きとても有り難く思います。俳句について全く初心者の私ですが、そんな者でも「俳句の種みつけ」はできそうだ…としきいを低くして、親しく思わせていただきました。

参加者:
たくさんの先生方がそれぞれに俳句を授業に取り入れていらっしゃる様子、そしてそれを共有することは、素晴らしいと思います。

参加者:
九島小の取組を聞いて、やはり一ヶ月に一度はきちんと俳句を作る、または鑑賞する時間が必要なのかなと思いました。子どもたちの成長のわかる作品を読んで羨ましくなりました。(もちろん芳谷先生の指導があってですが)

参加者:
九島小学校のプレ俳句甲子園のお話を聞き、「五・七・五」の短いことばのつながりが、子どもたちからとても豊かな世界を引き出していることが分かった。俳句は誰かに読まれることによってどんどん豊かになってくことや、「取り合わせ」の句からことばは組み合わせによって思わぬ化学変化のようなものがおこる喜びを感じられると思った。今日はたくさん子どもの俳句を拝見したが、読むだけでも楽しかった。

参加者:
具体的な実践例があり、学校全体で取り組んでおられる先生方の姿を知ることができ、刺激となりました。自分が教えることができないので、どうすればよいのかと思っていたところ、その気になればいろいろな指導法があることが分かり、来年度は少しずつでもクラスで実践したいと思います。

参加者:
夏井さんの、先生についての参考資料、先生方の細やかな実践例に、俳句の輪を広げていきたいという思いを強く感じました。

参加者:
俳句の教え方のポイントがわかり、教室でも実際にやってみようと思いました。1時間があっという間にすぎ、実りある時間でした。学校の中でもキム先生のまねをして、俳句の後ろに絵をかいたりしています。図工と通ずるものがきっとあるからいっておいでと言われ、来させていただいてご褒美をもらったような気がします。ありがとうございました。

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